エコアコールウッドは、無毒で安全性が高いこと、耐久性・耐候性に優れていること、木の良さを損なわないことなどから、幅広い用途に活用されています。

エコアコールウッドが採用された実績の一例を挙げると、空港施設や美術館、体育館、学校といった公共施設から、大型ビルのカーテンウォールやルーパーなどの木質材料、ウッドデッキや玄関ポーチの柱、住宅の外壁材などにも用いられています。

さらに、歴史ある神社や仏閣、城などに採用された実績もあり、広島県にある世界遺産「厳島神社」にもエコアコールウッドが使われています。

厳島神社のある厳島（宮島）は、広島湾に浮かぶ島で、シンボルである大鳥居を含め、本社本殿は海上に建設されています。

木材はもともと塩害に強い性質を持っていますが、通常の保存処理木材は虫害への耐性が低く、海中に生息するフナクイムシの食害を受けやすい傾向にあります。

実際、かつての厳島神社の土台には最高級の桧赤身が使われていましたが、フナクイムシによる被害で3～5年しか持たず、定期的な修復が必要でした。

そこで新たに修復作業を始めるにあたって、より良い保存処理木材を模索した結果、エコアコールウッドが採用されることになりました。

厳島神社の本殿の土台および側面板はエコアコールウッドに取り換えられ、フナクイムシの食害防止に役立てられています。

エコアコールウッドは他にも、島根県出雲市にある国宝「出雲大社」にも使われるなど、国を代表する建造物に採用されるほどの実績を誇っています。

世界遺産や国宝に採用されているエコアコールウッドですが、もちろん個人が自宅用として活用することも可能です。

気になるエコアコールウッドの価格はこちらで紹介していますので、用途に応じたサイズの価格をチェックしてみてください。

エコアコールウッドは屋外での利便性に優れている上、塗装のカラーバリエーションも豊富なので、おしゃれなフェンスを作りたいときにもおすすめです。

ただ、目隠し目的でフェンスを設置する場合は、周囲からの視線をしっかり遮れるよう、適切な高さを確保しなければなりません。

一般的に、目隠しフェンスは180～200cm程度の高さに設定すると、外からの視線をシャットアウトできるといわれています。

ここでいう180～200cmとは、目隠しフェンスそのものの高さではなく、道路からフェンス上端までの高さのことです。

例えば、住宅の敷地が道路よりも30cm高い位置にある場合、180cmの高さがあるフェンスをそのまま取り付けると、道路から見て180cm＋30cm＝210cmもの高さがあるフェンスになってしまいます。

必要以上に高いフェンスを設置すると、住宅や庭への日当たりが悪くなるほか、圧迫感が出て閉鎖的な空間になってしまうおそれがあります。

また、フェンス材はサイズが大きくなるほど価格も上がるので、道路より高い位置に敷地がある場合は、180～200cmの範囲内に収まるよう、フェンス材のサイズを調整した方がコストの節約になります。

なお、目隠しフェンスは家の周囲をすき間なく囲むように設置すると、かなり圧迫感のある見た目になってしまいます。

もともと窓のない場所などはフェンスで目隠しする必要はありませんので、1階のリビング・ダイニングや玄関など、人目が気になる場所のみピンポイントで設置するのがおすすめです。

ピンポイント設置なら開放感を損なわずに済みますし、コストも抑えられるので一石二鳥です。

エコアコールウッド材は世界遺産や国宝にも採用される優れた性能を持つ保存処理木材です。

耐久性・耐候性が高いので屋外の設置にも適しており、個人宅ではプライバシー保護に役立つ目隠しフェンスの材料にも多用されています。

エコアコールウッドを目隠しフェンスに用いるときは、道路から180～200cmの高さになるよう、サイズを調整しましょう。

株式会社エイチユー丸八では、目隠しフェンスにおすすめのエコアコールウッドを、多彩なカラーバリエーションで販売しております。

公式サイトではエコアコールウッドの取り扱いサイズと、それぞれの価格を公開しておりますので、目隠しフェンス材としてエコアコールウッドの購入を希望される方は、株式会社エイチユー丸八までお気軽にお問い合わせください。