木肌は少々ざらついており、笠木や手摺りには向いていません。材は、イペ、ウリン、マニルカラよりも柔らかく加工施工には楽です。また、他のハードウッドよりも多少軽い為DIYには向いています。
ヨーロッパやオーストラリアでの需要がある割には日本での需要がイマイチ伸びない理由は文化の違いがあるかもしれません。靴を履いて生活する文化ではざらつきや割れはあまり気になりませんが、日本人のデッキの感覚はあくまで「縁側」なのでしょう。アクがあっても反りがあっても許せるが、割れ・ささくれは許せないという傾向を感じます。
「もう少しお金を出してイペかウリンでやろう。対応年数もバツより長いし」といった感覚が強いようです。
バツ材は個人邸にはあまり普及せず、公共工事での使用が多いようです。