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セランガンバツ

SELANGAN BATU
セランガンバツ

樹種:フタバガキ科

産地:東南アジア
耐久年数:15年程度

セランガンバツとは

ハードウッドの中では比較的安価で、特殊サイズの製造が可能な材料です
海外では需要が高く、広く使用されています。重構造用材としては第一級に類し、耐久性は他のハードウッドより劣るものの15年程度の耐久性は望めます。

ヨーロッパやオーストラリアでの使用実績や需要が高く、海外でも広く使用されている材料です。
国内では割れや反りにより、関西より東ではクレームが発生しやすく敬遠されがちですが、関西より南西の地域では需要が多いです。
また、公共工事での使用実績は多いですが、個人邸での使用頻度は少ないです。
セランガンバツ 70×70mm
70×70mm
セランガンバツ 30×105mm
30×105mm
セランガンバツ 20×105
20×105

長所

  • 国内に原木で輸入可能なため、特殊サイズの製造が可能です。
  • 他のハードウッドに比べ、多少安いです。

短所

  • 割れ・反りが結構でます。
  • 木肌にざらつきがあります。

詳細情報

樹木名
セランガンバツ
別名
バツ、イエローバラウ、バンキライ、バラウ
樹種
フタバガキ科
産地
東南アジア
色調
黄褐色
サイズ展開(mm)
20×90、20×105、20×120、30×105、30×120、45×70、45×90、70×70、90×90、105×105

性能データ

気乾比重
耐久性
割れ
反り
アク
耐久年数
0.98


小~中
15年程度

施工例

施工例
施工例
施工例

Impression

木肌は少々ざらついており、笠木や手摺には向いていません。
バツは、イペ、ウリン、マニルカラよりも柔らかく、加工・施工には楽です。
また、他のハードウッドよりも多少軽いため、DIYに向いています。

ヨーロッパやオーストラリアでの需要がある割に、日本での需要がいまいち伸びない理由は文化の違いがあるかもしれません。
靴を履いて生活する文化では、ざらつきや割れはあまり気になりませんが、日本人のデッキの感覚はあくまで「縁側」なのでしょう。
アクがあっても反りがあっても許せるが、割れ・ささくれは許せないという傾向を感じます。
しかし、近年その他のハードウッドの高騰により個人邸での使用も増加しています。
取扱商品一覧
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